熊野大社年表 ※最新の記事は前年まで掲載しております。
年 号 | で き ご と |
斉明天皇5年(659) | 『日本書紀』に出雲國造に厳の神の宮を造らしむ記載あり。 |
天平5年(733) | 『出雲國風土記』に熊野大神の記載あり。 |
承和元年(834) | 『令義解』に熊野大神の記載あり。 |
延喜元年(901) | 『日本三代実録』に熊野大神の記載あり。 |
延長5年(927) | 『延喜式』に熊野大神・熊野大社の記載あり。 |
建久元年(1190) | 源頼朝、熊野庄五百貫の地並びに山川寄進。 |
暦応2年(1339) | 足利尊氏、熊野庄五百貫の地並びに山川寄進。 |
天文11年(1542) | 大内氏の富田城攻撃の際に社殿全焼。 |
天文15年(1546) | 熊野備前守が仮殿営む。 |
永禄8年(1565) | 毛利元就の代官吉川元春が社殿造営。 神主別火熊野重忠『熊野大社社記』を著す。 |
文禄3年(1594) | 豊臣氏、熊野庄百二十石並びに山川寄進。 |
元禄11年(1698) | 意宇川氾濫、社地の大部分を失い境内は極めて狭小になる。 |
嘉永7年(1854) | 出雲藩主松平氏が社殿を建てる。 |
明治元年(1868) | 神領田は収公され、年額三十石を公倉米より共進される。 |
明治3年(1870) | 朝廷に鑽火器を献上する伝統を本年より中止。 |
明治4年(1671) | 社格制により国幣中社となる。 |
明治10年(1877) | 伊邪那美神社、稲田神社を摂社に定める。 拝殿改築。 |
明治19年(1886) | 随神門改築。 |
明治29年(1896) | 熊野神社前に通学用の橋を架す。八雲橋と命名。 |
明治38年(1905) | 熊野神社参道(馬場)新設。両側に松・桜交互に植樹。 |
明治41年(1908) | 境内に日露戦役従軍者記念碑建立。題字・・・海軍大将軍東郷平八郎。 村内各所にあった氏神小祀を熊野大社境内伊弉册社(上の宮)の殿内に合祀、合祀祭を執行。 |
明治42年(1909) | 村内の荒神・山神・水神・地主等の神霊千八百柱を合祀してその拝所を境内に設置。 |
大正2年(1913) | 熊野大社氏子会創立。 |
大正4年(1915) | 熊野大社鑚火殿、勅使館(斎館)新築。工事費1,015円は寄付による。 |
大正5年(1916) | 国幣大社に昇格。昇格に必要な資金7,000円は村民の寄付による。 神域拡張、本殿移転のため仮殿遷座。 手水舎横の境内への階段造営。 鑚火殿再建。 |
大正8年(1919) | 正遷宮祭執行。本殿の位置を従来より西に移し、境内を拡張する。 熊野祖霊舎新築。 |
昭和3年(1928) | 随神門改築落成報告祭斎行。 |
昭和4年(1929) | 奉賽婦人会設立。 |
昭和5年(1930) | 熊野大社御櫛祭に初めて舞姫4人奉仕。 |
昭和6年(1931) | 熊野大社で初めて神前結婚式挙行。 |
昭和9年(1934) | 澄宮(後の三笠宮)殿下参拝。 |
昭和10年(1935) | 久邇宮大妃殿下参拝。貴族院議員近衛文麿参拝。 |
昭和12年(1937) | コンクリート造りの橋脚を持つ八雲橋架橋。 |
昭和16年(1941) | 熊野大社造営工事着工。仮遷宮斎行。 紀元2,600年記念に浦安舞を舞初める。 |
昭和21年(1946) | 熊野大社に対する国費支出廃止。 造営事業中断のため造営奉賛会を組織し、県内外より寄付を募る。 |
昭和22年(1947) | 各地区歳徳神熊野大社に参拝。宮練りを行う。 熊野大社新社殿竣功。造営工事に要する莫大な経費の大半は赤地近市(隠岐出身。会社経営で東京在住)の特別寄付による。 |
昭和23年(1948) | 熊野大社正遷宮斎行。 |
昭和27年(1952) | 第一鳥居、外玉垣改築。 三笠宮殿下ご参拝。 |
昭和34年(1959) | 赤地近市翁頌徳碑建立。 |
昭和36年(1961) | 境内第三鳥居新築。 |
昭和39年(1964) | 島根県教育委員会により天狗山祭祀遺跡調査。 |
昭和41年(1966) | 境内に「八雲立つ〜」の歌碑建立除幕。建設世話は熊野短歌会。 手水舎新築。この時新しい水源から水道を引く。 |
昭和42年(1967) | 清風会結成。 御櫛祭に熊野青年団が演芸会を催す。 八雲橋欄干改修。 |
昭和43年(1968) | これより88歳、77歳、70歳、61歳、42歳の祝年祭を恒例とする。 千家達彦宮司就任。 |
昭和44年(1969) | 拝殿大注連縄取替奉納祭。 昭和戊午遷宮奉賛会発足。 公民館・村文化財保護協会、清風会・神社共催で5月第四日曜日に天狗山山開き。この年より恒例となる。 この頃より文化財保護協会員・清風会員等により民俗資料収集保存の運動起こる。 御狩祭を本年より盛大に斎行。 |
昭和45年(1970) | 随神門注連縄取替え。 境内に郷土館を設け民族資料収蔵展示。 |
昭和47年(1972) | 鉄筋コンクリート製の第二鳥居を大阪の古神道仙法教正井氏奉納。 |
昭和51年(1976) | 熊野大社の社号復活。 |
昭和52年(1977) | この年より干支絵馬は小豆沢禮画伯染筆の絵馬とする。 |
昭和53年(1978) | 熊野大社正遷宮祭。(昭和戊午遷宮) 熊野大社崇敬会結成。 |
昭和55年(1980) | 熊野公民館及び民俗資料館全焼。 |
昭和56年(1981) | 熊野大社崇敬会の会報『くまの』(現在の『くまののみや』)刊行開始。 |
昭和58年(1983) | 天狗山神地復活なる。 手水舎横の石階段改修竣功奉告祭斎行。 八雲橋竣功祭・渡り初め式。 熊野大社造営5周年を記念して「熊野ふるさとまつり」挙行。以後毎年行われる。 |
昭和59年(1984) | 拝殿拡張竣功奉告祭斎行。 郷土文化保存伝習施設竣功。 |
昭和60年(1985) | 熊野大社氏子青年会結成奉告祭斎行。 熊野大社大駐車場竣功奉告祭斎行。 祓所修造奉告祭斎行。 |
昭和61年(1986) | 熊野大社梅園完成。 |
昭和62年(1987) | 天皇陛下御在位60年記念事業として、参集所「環翠亭」竣功奉告祭斎行。 |
昭和63年(1988) | 随神門南側に灯篭を森田嘉市が奉建。 拝殿前と随神門に大注連縄を長崎、風頭大権現斎主四方田京子が奉納。 |
平成元年(1989) | 熊野大社崇敬会結成10周年記念大祭斎行。 |
平成2年(1990) | 御大典奉祝記念として瑞垣新築・斎館補修・立志旅行・熊野大社誌『くまのの宮』発行・奉祝行事を挙行。 日露戦争記念碑を移転。 稲田神社前賽路を石敷きを清風会が奉納。 神社前の意宇川を親水区域として清美される。 |
平成3年(1991) | 平成3年度新嘗祭献穀の御田植祭・刈穂祭を斎行。 鑚火殿を長崎、風頭大権現斎主四方田京子が奉新建。 境内前面の荒垣改築。 社務所前賽路を石敷きとす。 熊野大社自警団「天狗の会」結成。 稲田神社の北側瑞垣外に、つばき園を造る。 随神門の南側に灯篭を森田克巳が奉建。 |
平成5年(1993) | 八雲村忠霊碑を駐車場築山に奉移転。 稲荷神社鳥居・荒神社玉垣を清美。 伊邪那美神社前瑞垣添いを石敷きとす。 庭火祭「インド音楽の夕べ」を境内で奉納。以後毎年インドを中心に民族音楽を紹介し行われる。 平成記念造林を神社裏山に行う。 |
平成6年(1994) | 熊野大社写真集『くまくましいクニ』を刊行す。 大幟一対及び国旗を清風会が奉納。 |
平成7年(1995) | 熊野大社氏子による靖国神社参拝を行う。皇居参観、昭和天皇御陵等の参拝を行う。 伊勢神宮祭主池田厚子様ご参拝。 随神門の南側に灯篭を崇敬会会長江沢紀彦氏が奉建。 第一鳥居鋼材にて建替える。(県道拡張のため) |
平成8年(1996) | 熊野大社氏子青年会結成10周年記念事業として上の宮跡の整備と上の宮案内掲示板を設置する。 この年より御狩祭を御狩安全祈願祭として10月第四日曜日に、また御狩感謝祭を2月第四日曜日に斎行。 |
平成9年(1997) | 昭和戊午遷宮20周年記念事業として第三鳥居を建替える。(12月26日竣工清祓祭、くぐり初め式を執り行う) 拝殿真榊一対奉納。(長崎、風頭大権現斎主四方田京子氏奉納) |
平成10年(1998) | 稲荷神社へ春日灯篭を奉納。(大石、神庭正樹氏奉納) 祓所鯨幕一式清風会より奉納。 荒神社の鳥居を建て替える。 舞殿堤灯24張氏子各地区より奉納。(各地区2張宛) 熊野大社昭和戊午遷宮20周年記念事業として拝殿、随神門の大注連縄の掛け替えを行う。(3月、長崎、風頭大権現斎主四方田京子氏奉納) 熊野大社昭和戊午遷宮20周年記念として第一鳥居前へ大社号標を建立す。 熊野大社昭和戊午遷宮20周年記念誌『今は昔に負う』を刊行する。 熊野大社昭和戊午遷宮20周年記念奉祝祭、奉祝行事を挙行。(4月12日) 熊野地区の鼕と笛の奏楽の保存と継承にあたる熊野大社「わらくの会」結成。 |
平成11年(1999) | 靖国神社奉納第1回鎮守の森こども相撲大会に参加。 荒神社前賽路を全面石敷きとする。 熊野大社崇敬会結成20周年記念大祭を斎行。併せて祝賀会を開催。 |
平成12年(2000) | 舞殿御屋根の葺き替え。 八雲村忠霊碑横にさざれ石の奉納。 |
平成13年(2001) | 稲田神社前賽路を石敷きとす。 拝殿前の榊1対の御垣を清美す。 第2回全国鎮守の森こども相撲大会(伊勢神宮)に参加。 熊野銅鐸が八雲村より文化財指定を受く。 |
平成14年(2002) | 第83代出雲国造・出雲大社宮司千家尊祀様帰幽につき、千家尊祐様(第84代出雲国造・出雲大社宮司)古例奉幣式(火継式)を奉仕さる。(4月18日) 鑽火殿屋根の全面を修復す。 熊野大社自警団「天狗の会」結成10周年記念式挙行。 |
平成15年(2003) | 荒神社前並びに御守所脇の石段をスロープ化し、また随神門右脇のスロープの向きを変更(東西から南北へ)す。 鑽火殿屋根の後面を修復す。 拝殿両脇、稲田神社、伊邪那美神社の玉垣沿い賽路へ手摺を設置す。 第3回全国鎮守の森こども相撲大会(靖国神社)に参加。 |
平成16年(2004) | 境内樹木の枝おろしを実施。 「出雲の国社寺縁座の会」が結成され、熊野大社も参画。(島根県東部、鳥取県西部の20社寺が人々の心の安らぎの場として神道、仏教の垣根を超え提携し、会を組織) |
平成17年(2005) | 拝殿改修工事竣工。(参拝者が殿内へ下足のまま昇殿、拝礼ができるようにし、また稲田神社側脇の間を拡張す) 舞殿の前後(階段前)を石敷きとす。 「出雲の国社寺縁座の会」が「出雲國神仏霊場」を開設し、熊野大社は第15番霊場となる。 第4回全国鎮守の森こども相撲大会(伊勢神宮)に参加。 |
平成18年(2006) | 舞殿前側の階段の改築実施。 境内並びに参道の松と樅の樹勢回復工事実施。(根本に木炭等敷設) 社務所便所の改築実施。 熊野大社氏子青年会、結成20周年記念事業として熊野山(天狗山)の登山道整備に併せ登り口へ同山の案内掲示板を設置す。 |
平成19年(2007) | 境内庭上を砂利敷きとす。 拝殿神饌所拡張工事実施。 玉垣内を白石敷きとし清美す。 第5回全国鎮守の森こども相撲大会(靖国神社)に参加。 |
平成20年(2008) | 拝殿大注連縄を掛け替えす。 随神門大注連縄を掛け替えす。 境内へ灯籠を奉納。(山田良治氏奉納) 摂末社合祀100周年、遷宮30周年記念奉祝祭斎行。 千家達彦宮司が退任。(11月30日) 熊野高裕禰宜が宮司就任(12月3日) |
平成21年(2009) | 参集所の便所改修工事並びに下水道工事を実施。 手水舎修復工事実施。 奉賽婦人会結成80周年記念式典開催。 |
平成22年(2010) | 鑽火殿屋根の社務所側軒部分修復す。 境内樹木の伐採す。 |
平成23年(2011) | 稲田神社後ろの椎ノ木伐採す。(氏子会結成100周年事業) 境内土俵の撤去・祓所を清美す。 随神門前石段改修工事実施。(氏子会結成100周年事業) 荒神社瑞垣改修工事実施。 |
平成24年(2012) | 本殿裏山樹木伐採整備す。(氏子会結成100周年事業) 荒垣、石垣改修工事実施。(氏子会結成100周年事業) 社務所事務机、ロッカー等を新調す。(氏子会結成100周年事業) |
平成26年(2014) | 本殿裏山樹木伐採 鑽火殿屋根全面葺き替え 神在祭復活 |
平成28年(2016) | 祝詞殿、拝殿床板張替 第12回出雲國神仏霊場合同祭事世界平和祈願祭を当社で斎行 |
平成30年(2018) | 昭和戊午遷宮40周記念年奉祝祭(第36回熊野ふるさとまつり)斎行 |
令和元年(2019) | 御代替わり関係諸祭事斎行 鑽火殿屋根全面葺き替え(遷宮40周年事業) |
令和2年(2020) | 本殿裏山樹木伐採 新型コロナウイルス感染拡大にともない諸行事規模縮小もしくは中止 |